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NHKのあさいちを見ていたら、
夏目漱石の 我が輩は猫である は上中下あり、
初版の中の装幀では、背表紙にねずみが描かれていたという。
それで調べたら、上記のページがあった。
この人は、上中下を持っており、
背表紙のイラストは上が猫、中がねずみ、下が魚だった。
おしゃれである。
あさいちでは、中=ちゅう=ねずみ、という話だったが、どうだろうか?
それにしても、昔の本はおしゃれである。
それだけ、余裕があったのだろう。
現代は、これほど凝った装幀をしている余裕がないだろう。
漱石の頃が、書籍文化が豊かだったとも言える。