栃の実でお菓子を作るおばあちゃんたち
京都の古屋集落という場所で、栃の実でお菓子を作り続ける、おばあちゃん3人がいる。
平均年齢80代後半のおばあちゃんたち。
この土地には樹齢500年から1,000年のトチの木が約700本自生するという。
林業の地域だが、トチノキだけは、残されたという。
樹齢1000年のトチノキもあり、それに感謝するおばあちゃんたち。
神々しいと言うおばあちゃんたち。
栃の実は食料にもなり、他のものと交換できるという商品価値があり、大事に残されたということだ。
そこで、廃れる集落を元気にしたいと、おばあちゃんたちは、お菓子作りを始めた。
トチノキは9月頃に実を落とし、それを収穫して1カ月ほど乾かす。
今では、年間400万円ほどの売上があるという。
番組では新商品開発の様子を描く。
栃の実の新商品開発としてクッキーが企画にあがった。
それに挑戦するおばあちゃん。
おばあちゃんの1人は、私も責任をもった仕事をしたいとクッキー焼きに挑戦する。
人間は何歳になっても同じだなと感じる。
そのおばあちゃん、クッキーをうまく焼いて商品化に成功する。
仕事からあるから生きていけるという言葉に納得。
栃の実拾いのボランティアで、若い人たちが栃の実を拾うイベントもあるという。
それもいいね。