映画 高台家の人々 が面白い
綾瀬はるかは、すごい女優である。
きっと、この映画は、綾瀬はるかにしか演じられないのではないかと思う。
その純粋性、透明性において、綾瀬はるかをしのぐ女優は、今の日本にはいないだろう。
存在自体がファンタジーであると言える。
この映画はまさにファンタジーである。
綾瀬はるかが恋するのは、まるで白馬の王子様。
そして、人の心が読めるというファンタジーがベースにある。
夢のような恋物語であり、コメディである。
これこそ、綾瀬はるかの映画と言える。
みていると、こそばゆいような恥ずかしさがあるが、綾瀬はるかはそれを打ち消してくれる。
相手役の斎藤工もいい味をだしている。
脇役も完璧な配役である。
笑えるし泣けるし、いい映画です。
監督は土方政人。
この監督はテレビドラマを中心に活躍している。
『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』などいろいろ。
妄想シーンは、最近流行ったテレビドラマの 逃げ恥 とよく似ていて面白い。
この映画をぱくったのかと思ったが、少女マンガの常套芸なのかもしれない。
脚本家は金子ありさ。
原作は森本 梢子(もりもと こずえこ)。 ごくせん(YOU、集英社) デカワンコ(YOU、集英社)
などがテレビドラマに。
以上