21才の天才ハッカー、ルイス・アイヴァン・クエンデの言葉

ぼくはクリプトアナキスト──21歳の天才ハッカーがブロックチェーンにみる夢|WIRED.jp

 

WIRED 2016年5月号 VOL.25 でルイス・アイヴァン・クエンデの記事を読んだ。
21才の天才ハッカーである。

STAMPERYというブロックチェーンを利用した、スタンプサービスの会社を立ち上げた後、Unpatentを立ち上げる。

Unpatentは、オンライン決済やGPSなどのベーシックな技術については特許を設定しないことを、乱用しないことを進める団体である。

面白いので、ルイスの発言をいくつか書いておこう。

 

たとえば、最近、3Dプリンターが急速に進化したのは特許が切れたことによると、ルイスは発言している。

 

サトシナカモトのブロックチェーンの論文を読んで興奮する。
銀行という権力に対するハッカー的なアプローチであると。

 

地理にしばられた政府という考え方は時代遅れだ。
脱中央集権化された世界では、国家のような大規模な単位ではなく、例えば150人くらいで構成されるとても小さなコミュニティが無数に存在しているはず。・・・中略・・・何より素晴らしいのは個々のコミュニティが完全に独自であり得るということ。


さっき、すべての問題は「権力」や「マーケティング」にあるといったけど、実のところ問題の根源は、むしろ人々にあるのかもしれない。ぼくら人間が、より理性的な存在である必要があるんだ。


『映画26世紀青年』に描かれたのは圧倒的なモノポリーの世界。・・・脳の中のドグマにもはや誰も問うたりしない。

以上。