え、ウイルスを転送できるって本当なの?デジタル・生体変換器という驚きの機械があるらしい

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ぼーっとニュースを見ていたら、こんな記事に行き当たった。

DNAを合成して、ウイルスを作るらしいのだが、

その命令を送るだけで、自動生成する機械ができたのである。

 

ウイルスというのは、そんな簡単にできるのか?という疑問があるが、どうもできるらしい。

会社の名前はシンセティック・ゲノミクス社。

まさに名前のとおり、遺伝子を合成してしまうのである。

 

「デジタル・生体変換器」という名前である。

ワクチンを作るとか、火星にウイルスを送るとか、いろいろ用途はあるようだ。

DNAプリンターというのがメインの機械だそうだ。

設立者だったクレイグ・ベンター博士は、惑星間で生物を転送することさえ可能になるだろう、と言っている。

 

きっと、ウイルスからさらに大きな生物へと挑戦するだろう。きっとそれも成功することになると、いったいどんな未来が拓けるのか?

良い想像もできるし、悪い想像もできる。

だが、この生物関連の最先端の話は、どうも、恐ろしいイメージがあるのは私だけだろうか?

このような研究を進めるモチベーションは、生命を作り出したい、神に近づきたい、というようなものだろうか。

病気を治したい、死にたくない、というモチベーションもあるのだろうが、どうにも私には理解しがたいものがある。

 

この会社のギブソン博士は、イーロン・マスクと知り合いのようだ。

火星移住にこのような技術が必要になるということか。

人類の最先端は想像できない領域に達しているが、人類の最後尾はほぼ同じ場所にいる。

その格差は広がるばかりである。

富の格差と同様というか、富の格差があるから恐ろしい格差があるようだ。

知の格差が狭くなれば、その格差は小さくなるのだろうか?