元国税調査官の大村大次郎氏のトヨタ批判がすごい
この本の著者、大村大次郎氏の発言の内容がよくわかる記事がある。
この記事自体は大村氏が書いたのではないようだが・・・。
簡単にまとめると、
●トヨタはあれだけ儲かっているのに法人税を払っていなかった。
●儲かっていても、社員の給料をあまりアップしなかった。
●トヨタが給料をアップしないので、ほかの企業も給料をアップしない。
●そのため、世の中にお金が回らなくなり、デフレとなってしまった。
というのである。
給料もそうだが、トヨタの下請けへのプレッシャーはすごい。
結局のところ、下請け、社員、その他へのお金を減らして、とにかく内部留保、17兆円という、恐ろしい額を貯め込んだのである。
もともと体質的にトヨタにはオープンなところがあまりない。
それが歪んだ形で、いろいろな所にでているのだろう。
日本の代表的企業がこうなら、ほかの企業も仕方あるまいとなってしまうのである。
哀しいことです。