リリー・フランキーの『エコラム』で気が楽になります。
下ネタの多い本である、と読後に思ったが、
もう一度、みてみると、いろいろなネタが入っている。
最初は宇多田ヒカルの『だは~』がテーマである。
わからない方は読んでいただきたい。
2番目のネタは、マーライオン。
マーライオンが意外と小さくてしょぼいが・・・。
と話は続いていく。
3番目は名古屋の喫茶店。
という感じで、意外と普通の話題も多い。
なぜ、下ネタが多いと思ったかというと、
あまりに強烈なエロネタが多いからである。
たとえば、尿はOKでも屁はダメだという男の話がある。
というか、尿と屁って、漢字として面白いですね。
水と比でだいぶ違います。
この男の人は、撮影のときに素っ裸はいいが、女装はだめらしい。
この手の常識を越えた話が強烈で、全編、エロネタのように感じてしまう。
全体に、ある意味、人間味にあふれていて、読む方は気が楽になる。
『こんなんでもいいんだ』と思えて、気が楽になるのである。
もし、ああ本当に疲れた、という時があったら、
この『エコラム』を読むことをオススメします。