映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』はキャスティングも素晴らしく、笑いもあり、涙もあって楽しく見られます。なんだか、江ノ電が主役なのかというくらい江ノ電がでてきます。。
映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』を見に行きました。
堺雅人、高畑充希の二人が主役で、三丁目の山崎貴監督なので安定感があります。
物語はもちろん鎌倉を舞台に展開されます。
鎌倉という町だからこそ、できた映画とも言えるでしょう。
化け物が跋扈しても、なんだかしっくりするところがある。
また、江ノ電が走ると、“昭和感”があって、ノスタルジックな感じになるのも鎌倉のいいところでしょう。
映画では江ノ電が、ずーと出まくりといってもいいくらいでてきますから、江ノ電ファンにはたまらない。
鎌倉、江ノ電、化け物、幽霊、昭和の建物というもので、自然にものがたりが生まれてくる感じさえあります。
俳優では堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒が脇を固めており、なかでも中村玉緒の演技には感心しました。
テレビでみるママといえばママなのですが、もっとも役にはまっている感じがしました。
田中泯は貧乏神なのですが、これはもう言うことなしのキャスティングです。
ほかに考えられない。
安藤サクラは死に神ですが、なんだかハンサムな死に神で、これまで見たなかでもっともキレイに見えました。不思議です。
もし、この映画に江ノ電がなかったら、面白さは半減していたでしょう。
江ノ電と鎌倉というのは切っても切り離せないものになっているわけで、今後、江ノ電がなくなることはないのではないか、と思うくらい密着したものになっていると思います。
江ノ電、江ノ島、鎌倉という組み合わせは映画にはもってこいの題材かもしれません。
こんな怪物が活躍します。
こんな化け物も登場しますが、それは映画でご覧ください。
それではまた。