映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』はキャスティングも素晴らしく、笑いもあり、涙もあって楽しく見られます。なんだか、江ノ電が主役なのかというくらい江ノ電がでてきます。。

映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』を見に行きました。

堺雅人高畑充希の二人が主役で、三丁目の山崎貴監督なので安定感があります。

物語はもちろん鎌倉を舞台に展開されます。

鎌倉という町だからこそ、できた映画とも言えるでしょう。

化け物が跋扈しても、なんだかしっくりするところがある。

また、江ノ電が走ると、“昭和感”があって、ノスタルジックな感じになるのも鎌倉のいいところでしょう。

映画では江ノ電が、ずーと出まくりといってもいいくらいでてきますから、江ノ電ファンにはたまらない。

鎌倉、江ノ電、化け物、幽霊、昭和の建物というもので、自然にものがたりが生まれてくる感じさえあります。

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俳優では堤真一安藤サクラ田中泯中村玉緒が脇を固めており、なかでも中村玉緒の演技には感心しました。

テレビでみるママといえばママなのですが、もっとも役にはまっている感じがしました。

田中泯は貧乏神なのですが、これはもう言うことなしのキャスティングです。

ほかに考えられない。

安藤サクラ死に神ですが、なんだかハンサムな死に神で、これまで見たなかでもっともキレイに見えました。不思議です。

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もし、この映画に江ノ電がなかったら、面白さは半減していたでしょう。

江ノ電と鎌倉というのは切っても切り離せないものになっているわけで、今後、江ノ電がなくなることはないのではないか、と思うくらい密着したものになっていると思います。

江ノ電江ノ島、鎌倉という組み合わせは映画にはもってこいの題材かもしれません。

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こんな怪物が活躍します。

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こんな化け物も登場しますが、それは映画でご覧ください。

それではまた。

 

 

TWICEのPVの韓国語バージョンと日本語バージョンを見ると日本語の特徴やら日韓の違いが少しわかる

 TWICEの紅白歌合戦出場が決まった。

なかなか凄いですね。

 TWICEのメンバーは韓国人5人、日本人3人、台湾人1人。

それで、韓国バージョンと日本語バージョンのPVがあったので、2つを見比べてみた。

 

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こちらが韓国語バージョン。

歌い出しから韓国語がリズムに乗りやすいことがよくわかる。

日本語バージョンより内容が面白い。

お金がかけてある感じがするというか、あきらかに全編、フルパワーを使って作られている。

 

こちらが日本語バージョン。

日本語で歌詞の意味がわかると、なんだか醒める感じがあるのが不思議である。

意外と歌詞の意味がわからないほうがいいのかもしれない。

画面全体が明るいイメージがある。

内容も脳天気である。

まあ、あまり歌詞が聴き取れないので、韓国語でよかったかもしれない。

もしくは全部、英語でもよかった。

それにしても、こちらのPVは手抜きである。

仕方がないのかもしれないが・・・。

 

これから中国市場を狙うのだろうか?

台湾人が一人いるようだが、中国語ではその子が今度はセンターになるのか?

中国系も3人にすればバランスがいい感じがするが、選抜の際にいい子がいなかったのか?

どちらにしても、国によってセンターを変えて、その国の言葉でCDを出す、のはいい作戦かもしれない。

曲もいいし、作戦もいいし、女の子はかわいいし、TWICEはもっといくかもしれない。

英語版で世界を狙うこともできるか。

なかなか面白い。

 

 

 

 

 

 

 

大江千里がjazzピアニストになったと聞いて、いろいろ考えていたら、ロイ・ヘインズの美しいシンバルにいきついた。

ミュージシャンというのは人それぞれでいろいろな人生がある。

キャット・スティーブンスイスラム教に入信して、ユスフ・イスラムと名前を変えたことを最近、知った。

イスラム教に入信したので、いろいろな障害があったようだが、今も音楽活動を続けているようで安心した。

 

つい最近知ったのが、大江千里がjazzピアニストになったという話である。

ニューヨークのjazzスクールに4年間かよって、2013年くらいにジャズでレコードデビューしたという。

大江千里はバブルくらいだろうか、結構人気のあった歌手である。

自作の曲がヒットして、それなりの地位を確立したようだ。

じつは、曲をあまり知らなかったので、YouTubeで聞いてみたが、ヒットしただけのことはあって、それなりのことがある。

聞いて楽しい曲もあった。

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それで、ジャズピアニストになった後の曲を聴いた。

曲は悪くないのだが、きっと、まだ技術的に未熟な面があるのだろう。

 

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なんだろう、と思って、上原ひろみを聞いてみる。

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何が違うかというとスイングである。

スイングはきっとリズムである。

きっと、リズム感の悪いジャズミュージシャンというのはいないのではないかと思う。

正確なリズム感があれば、単音だけでもスイングすることが可能だろう。

上原ひろみのリズム感はきっと抜群だ。

そのうえ、インスピレーションが湧いて湧いて止まらない。

リズム感とインスピレーション。

 この2つがジャズの楽しさの重要な要素である。

 客はそれを楽しんでいる。

残念ながら、それができるのは、ある程度以上の才能に恵まれた人だけなのであろう。

インスピレーションが湧いて、それをリズムと音で表現し、それが客に受け入れられる。

幸せである。

それと比較すると、ヒット曲を継続して出し続けなければならないポップミュージシャンは辛い面がある。

歌手からジャズミュージシャンにうまく転向できれば、なかなかいい転身だなと思うのだが。

きっと、ご飯を食べられるだけの収入が得られれば、ジャズミュージシャンはもっとも楽しい仕事なのではないかと思う。

マイルス・デイビスとか大物になると、ちょっと辛い感じがするが、ロイ・ヘインズくらいの大物が幸せそうな感じする。

ロイ・ヘインズは90才を越えても、元気にドラムを叩いているらしい。

楽しそうな人生である。

 90才のロイ・ヘインズのシンバルは今も美しい音をだしています。

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福島原発事故のトモダチ作戦で、すでに被曝によって米兵9名が亡くなり、100名以上が障害に苦しんでいるらしい。

NNNドキュメント放射能トモダチ作戦」 米空母ロナルドレーガンで何が? を見てみよう。

tv.yahoo.co.jp

上記で内容が紹介してあるが、トモダチ作戦で、すでに被曝によって米兵9名亡くなり、100名以上が障害に苦しんでいるらしい。

今晩、放送があるので見てみよう。

 というわけで、見ました。

311のときのトモダチ作戦とは、福島への米軍による物資提供である。

3000トンが運ばれた。

ありがたいことです。

空母レーガンなど20隻以上が参加した。

韓国に向かっていたところを、地震の報を聞いて、急遽、福島へ向かったのである。

だが、問題は原発である。

3/12 15時、福島第一原発が爆発。

3/13の朝、ベントが始まる。

この時点で、東電は、メルトダウンについて報告していない。

当然、米軍は知らない。

そのとき、太平洋上に放射性プルーム(飛散した微細な放射性物質が、大気に乗って煙のように流れていく現象)があった。

それに米軍艦船が入ってしまったのだ。

そのとき米兵たちは、「血のような味、金属のような味、銅のような味がした」と振り返る。

これは広島でもスリーマイルでも言われたことで、科学的にはよくわかっていない。

また、外で活動していた米兵の一人は、熱い空気の塊がやってきたとも言っている。

放射線を浴びたことがわかったので、長靴などの汚染されたものは捨てられたという。

このとき31種類の放射性物質が見られたという。

肺から入り、血液に入り内部被曝することになる。

 

SPEEDIの情報は翌日入ったので、この時点では詳しい情報はわかっていない。

東電は火災といっているが、メルトダウンじゃないか」という米兵の言葉もあった。

3/15に艦長から、艦内で使用している水の汚染についての報告があった。

シャワー、飲料水などは禁止となったが、そうもいかない。

 

空母レーガンには5000人以上が乗船。

その後、米兵たちは水を飲み続けざるを得なかった。

米兵たちは、ヨウ素剤が受け取った、という証明書を書かされたが、実際には受け取っていない。

その後、米兵たちは体の不調を訴える。

お腹が痛い。

肛門から血がでる。

尿失禁。

体が腫れる。

神経痛。

髪がぬける。

線維筋痛症

飲み込めない。

などなどの症状がある。

トイレは満員になったそうだ。

 

その後、骨膜肉腫。子供が産めなくなる。両足切断。子供がすぐに死んだなどの異常な症状がでる。

体重減少、発熱、脱毛などの被曝による被害があるが、米軍の医師は否定する。

その後、米兵402人は、東電を訴えることになる。

米軍を訴えることは法律上できないらしい。

ジョン・エドワーズという弁護士は、

アメリカにはディスカバリー制度というのがあって、東電が隠している情報も開示しなくてはいけなくなるので、日本における裁判においても、それが使用できるだろう、

という話をしていた。

ただし、アメリカで裁判があればの話だが、ぜひ、そうなってほしいものだ。

 

この番組では、どれくらいの放射線を浴びたのかははっきり示されていなかったが、相当に高い放射線であったと想像できる。

アメリカは、原爆開発当時から、兵士たちを被曝させており、イラク戦争でもウラン弾での被曝が問題になった。

今回も、被曝したのだが、米軍側はその事実は認めない。ひどい話である。

立証が難しいともいう。

米軍の兵士たちに富裕層はいない。

その人たちが、命令によって、それも人助けだとおもってやったことで、辛い目にあうというのはひどい話である。

東電との裁判になるのだが、その経緯を見守りたい。

この番組は日本テレビを定年退職した倉澤治雄氏が企画制作したもの。テレビも捨てたものじゃないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シオン→SION→友部正人→坂本龍一→板橋文夫→西岡恭造みたいな流れの夜でした

シオンという植物について調べていたら、歌い手のSIONにいってしまって、YouTubeで聞いたりしていたら、そのうち友部正人の歌を聴くことになった。そこでなんとなく、友部正人坂本龍一が映っているジャケットがあるなあと思って、友部正人 坂本龍一で検索すると意外な事実にぶち当たった。

 

芸大生であった坂本龍一がポピュラーミュージックに入ったきっかけが、「友部正人の1975年の傑作『誰も僕の絵を描けないだろう』に参加したこと」という話である。

これは東良美季さんのページにある内容である。

このアルバムは自分も持っていて、ああ、坂本龍一だなあ、ピアノの演奏もいいなあ、と思っていた。

東良美季さんのページによれば、このアルバムの坂本龍一の演奏を聴いて矢野顕子が「彼(坂本)って昔、こんなに下手だったの?」と言った、とのことだ。

これも意外である。

残念ながら、自分にはそのヘタさがわからない。

 

まあ、そんなわけで、久しぶりに友部正人の歌を聴くと、やはりいい。

YouTubeの中では、ジャズピアニストの板橋文夫とのセッションが一番いいと思う。

素晴らしいコラボレーションである。

また、ライブでやってくれれば聞きに行きたいものだ。

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それでもって、そこから西岡恭蔵にいってしまった。

プカプカはとても好きな歌なのだが、歌う前に、こんなセリフが入っていたのは知らなかった。

そういえば残念ながら生で西岡恭蔵を聞く機会がなかった。

すり切れるほどレコード聞いたのに。

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え、ウイルスを転送できるって本当なの?デジタル・生体変換器という驚きの機械があるらしい

www.technologyreview.jp

ぼーっとニュースを見ていたら、こんな記事に行き当たった。

DNAを合成して、ウイルスを作るらしいのだが、

その命令を送るだけで、自動生成する機械ができたのである。

 

ウイルスというのは、そんな簡単にできるのか?という疑問があるが、どうもできるらしい。

会社の名前はシンセティック・ゲノミクス社。

まさに名前のとおり、遺伝子を合成してしまうのである。

 

「デジタル・生体変換器」という名前である。

ワクチンを作るとか、火星にウイルスを送るとか、いろいろ用途はあるようだ。

DNAプリンターというのがメインの機械だそうだ。

設立者だったクレイグ・ベンター博士は、惑星間で生物を転送することさえ可能になるだろう、と言っている。

 

きっと、ウイルスからさらに大きな生物へと挑戦するだろう。きっとそれも成功することになると、いったいどんな未来が拓けるのか?

良い想像もできるし、悪い想像もできる。

だが、この生物関連の最先端の話は、どうも、恐ろしいイメージがあるのは私だけだろうか?

このような研究を進めるモチベーションは、生命を作り出したい、神に近づきたい、というようなものだろうか。

病気を治したい、死にたくない、というモチベーションもあるのだろうが、どうにも私には理解しがたいものがある。

 

この会社のギブソン博士は、イーロン・マスクと知り合いのようだ。

火星移住にこのような技術が必要になるということか。

人類の最先端は想像できない領域に達しているが、人類の最後尾はほぼ同じ場所にいる。

その格差は広がるばかりである。

富の格差と同様というか、富の格差があるから恐ろしい格差があるようだ。

知の格差が狭くなれば、その格差は小さくなるのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優先席がここまで必要なのかと思う今日この頃。

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近くのJR駅のホームにある待合室をみたら、

なんと、椅子に優先席のシールが貼られていた。

電車の椅子に優先席があるのも、

なんだかと思ったが、

待合室にもできたかと思うと感慨が深い。

我々は、ここまで言われないと優しくできないのか?

というか、

このシールの意味するところは

「優しくする気はあるんでしょうが、なかなか勇気がでないでしょうから、シールを貼っておくから、もし、ここに座っている人がいたら優しくしてね」

ということなのだろうか。

 

きっとこれが貼られたということは、

そういう状況があったということなのだろうか?

不思議である。

もしかしたら、この優先席シールが大量に余っているのではないか?とも考えられる。

 

たとえば、JRの上司の野村が部下の齊藤にこんなセリフを言う。

「齊藤君、優先席のシールを刷り過ぎちゃったんだよ。余って困っているから、なんとかしてくれないか?」

「ええ、刷りすぎなんですか?。うーーん困っちゃったなあ。電車の中の優先席を増やせばいいんじゃないですか?」

「いやあ、車輌の半分が優先席じゃ、なんか具合が悪いだろう」

「そうですか。高齢化の時代だからいいんじゃないですか」

「それほどじゃないよ。違う方法を考えてくれよ」

「いいアイデアがありました。駅のホームの椅子に貼りましょう。ときどき、若い奴がふんぞり返ってますからね。あれはいけません」

「おお、なるほど。それいいじゃないか、齊藤君。ぜひ、それでやってくれ」

「わかりました。すぐにやります」

てな感じですか。

 

ううーん。

もう、優先席やめたら、と言いたいが、きっと増えるばかりなんだろう 。

 

それから、最近は駅のホームに警備員がいるようになった。

あれは、国の雇用対策の一環なのだろうか。

一億総活躍社会というのは、どうも一億、警備員社会のような気がしないでもない。