タピオカの原料であるキャッサバは、デンプンの生産効率が高くて人類を救う植物になる?
世間ではタピオカミルクティーが大人気で、持ちながら、街を闊歩する女性をよく見かける。
最近知ったのは、タピオカがキャッサバという芋のようなものが原料だということである。
テレビでは、このキャッサバを原料にした、レジ袋が開発されて、環境にやさしい、というニュースも見た。
このキャッサバ、調べてみると面白い。
トウダイグサ科 Euphorbiaceae イモノキ属
学名 Manihot esculenta
属名はブラジルでの原地名maniocからで、種小名はesculentaは、食用になる、という意味がある。
キャッサバは英名で、日本語では「木薯」と書く。
中南米原産で、マディオカ(南米)、ユカ(スペイン)と呼ばれており、粉にするとタピオカと呼ぶようだ。
アジアでは植物もタピオカと呼ぶことがある。
重要なのは、でんぷんの生産効率が、とても高いことである。芋、穀物類では最高とのことだから、きっと、植物で最高なのではないだろうか?
それで、乾燥地や荒れ地でも育つというから人類にとってはありがたい植物である。
すでに、栽培植物で世界で6位くらいの量が生産されているとのこと。
生食すると毒があるようだが、茹でたりして毒抜きをすれば大丈夫らしい。
一度、育ててみたいものである。
また、タピオカドリンクがヤクザの収入源になっているという話もあり、話題がつきないタピオカである。
この記事を読むと、ヤクザも商売上手でないとやっていけない時代なのだとわかる。